富士フイルムは、アビガン(ファビピラビル)の臨床第III相試験で主要な評価項目を達成したので、新型コロナの治療薬の承認申請を行うそうです。

富士フHD:アビガン、新型コロナ国内第3相治験で主要項目を達成

日本の大半の地域は、春の新型コロナ対策で頑張りまくったので患者数が激減。

そのため、三相の臨床試験が進まず治療薬の承認申請が遅れまくっておりましたが、ここにきてようやく承認申請を出せるようになったようです。
(今夏はコロナ感染者増えまくりましたが、悪いことばかりではなかったですね。😷)


avigan


ただ、富士フイルムの株価を見るとわかるように、富士フイルムはアビガンではあまり利益はとれないようです。
ジェネリックじゃないのにアビガンの薬価もかなり安いですし。😓

https://ja.wikipedia.org/wiki/ファビピラビル#薬価

2020年4月の段階では、流通していないため、薬価も調剤報酬も設定されていない[110]。

ただし、厚生労働省は備蓄用のアビガン錠を数回に亘って随意契約で購入しており、落札価格が開示されているので、そこから購入単価を推定することは可能である。

例えば平成29年度(2017年度)の随意契約「抗インフルエンザウイルス薬(アビガン錠200mg)3万人分の購入」では、平成29年6月1日付の官報に、落札価格が158,950,000円と公示されており [111]、これから計算すれば、1人当たり約5298.3円、抗インフルエンザ用途の場合の1人当たりアビガン投与量を「200mg錠×40錠」とすれば、1錠約132.5円となる。

でもあれですよ。
日本でも一般的な町医者レベルでもアビガンが使えるようになれば、かなり重傷者を減らせるかもです。

もしも、今冬のインフルみたいに検査なしで怪しげな患者には処方箋書ける状態になれば、重装備の検査なしでアビガン処方できるので、スピーディーに治療ができるようになるでしょうし。😏


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200311/k10012326511000.html
これを受けて、日本医師会は11日、医療用のゴーグルやマスク、それに手袋などを着用せず十分な予防策がとれない医療機関は、インフルエンザの検査は行わず、患者の症状で診断して治療薬を処方するよう各都道府県の医師会などに通知しました。


冬になれば新型コロナに加えてインフルも流行しやすくなるので、冬前にアビガンに対して万全の備えができるのは、かなり心強いことだと思います。😊

ところで、政府は日本の備蓄用のお試し用のアビガンを希望する世界中の国々に対して無償で供与しましたが、大半の海外の国々については Made in Japan のアビガンではなく、ジェネリックのファビピラピル(アビガンの成分)が使われることになるのかなと思います。

富士フイルムはインドのジェネリック製薬企業と提携して、海外に大規模にアビガンを販売する予定(もうやってるのかな?)らしいですし。
富士フイルム、アビガン海外展開 インド製薬大手に製造・販売権

新興国は治療薬もワクチンも今ひとつな状態で死者数の抑え込みができていない国も多いので、これで助かる国も多くなりそうな気がします。(  ・ω・)


ちな、製造ライセンスは残っているものの特許切れの中国では、ジェネリックのファビピラピルが大量に作られ、その一部はアビガンの特許のない(特許切れの)新興国に大量に販売されてますし。
(というかそれ以前に、中国は自国でファビピラピルの製造をするために自国のファビピラピルの原料の輸出を規制してしまったので、日本企業が急遽アビガンの原材料(中間体)を大増産する羽目になってしまいました。。。😷)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57773370X00C20A4LB0000/
アビガン増産、富山県が支援 中間体生産を促進

新型コロナのワクチンの行方がどうなるかはまだわからないですが、とりあえずアビガンだけは冬に間に合いそうなので、すこし気が楽になりました。😅