みなさん、こんにちわです。
もうすぐ、AIGの四半期決算が出るですね。
何でも、AIGは四半期(2008年10-12月期決算)だけで、5兆6000億円もの赤字を出す予定なんだそうです。

AIGはもうジリ貧です。
救出するにしても救うのが困難な状態です。
でも、AIGは潰せないのです。

それは・・・ 多額のCDS事業を行っているからです。
CDSって言うのは、一言で言うと『保険』です。
要するに、企業の発行した多額の借金の保険のことです。

会社にお金を貸し付ける時って、貸し倒れとかが怖いですよね。
ですので、万一の貸し倒れの時のために、保険が欲しいものです。
それがCDSなのです。

AIGの場合、手広く、この保険を請け負っていましたから、これがすごく多額なんですね。
どのくらい多額かと言うと、数千兆円(3000兆円)くらいです。

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//~~ヽ/~~ヽ3000兆円? 何それ?
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このくらい多額になってしまうと、アメリカ政府にも日本政府にも中国政府にも助けようがありません。
もちろんIMFとかでも屁のツッパリにもなりません。

じゃあ、AIGを潰してしまって全部『なかったこと』にしてしまえばとも思うんですが、全部なかったことになってしまう前に、CDS爆弾が爆発して会社や金融機関の連鎖倒産とかが起こる可能性があるのです。
これがAIGを潰せない理由です。

で、今のアメリカ政府の行動を見ていると、(今度また、2.9兆円の追加支援をするようですから)どうやら、このまま潰さずに、相場環境が改善するのを待っているのかもしれないと思います。

このようなことから、現在は、相場環境が改善してAIGが復活するのか先か、アメリカ政府の信用力が失われてドルがドボンするのが先かのチキンレース状態になっているようです。